減少する日本の「結婚」 再び婚活は“会社持ち”の時代に?
出会った人とどんな風に結婚まで進めたら良いのか、わからない
今、交際しているけど、相手がどんな気持ちで付き合ってくれているのかわからない
実際に、プロポーズのタイミングや親への挨拶ってどうすればよいの?
など、
「結婚」という人生のイベントごとを、どのように進めていったらよいのか、
ほとんどの人はわかりません。
そのはずです。
だって、人生で何度も経験することではないから。
仲人として、結婚カウンセラーとして長年結婚のお世話をしてきたものとしてご案内すると、
全体のステップを理解し、そのステップごとにすべきことを押さえていくと、
自然と結婚への道を進むことになります。
ここでは、特に質問やお悩み相談が多い「真剣交際」といくステップについてお話をしたいと思います。
あなたの婚活に活用いただき、結婚へと進んでいってほしいと願います。
教えて~いくつあるの? 婚活スタートから結婚までのステップ
婚活アプリでも、結婚相談所でも異性と出会って結婚まで、
どれくらいのステップで婚活がゴールできるのか、
考えたことがありますか?
やみくもに異性と出会い、食事に行き、交際を続けているだけでは、結婚へと辿り着くことはありません。
就活で希望の会社に就職したいとか
受験で希望校に行きたいとか
そんな時は、そのゴールに向かっていろいろと調べたと思います。
会社の社風や校風など、
自分に向いているかどうか・・・いろいろ。
でも、婚活となると、ただやみくも進んでしまう人が多いように感じます。
ここは一つ、客観性をもって、自分の今いるポジションを確認してください。
①探す
結婚相談所なら、システムで探し
婚活アプリなら、いいね!をする
仲人なら、釣書を見る
②出会う
結婚相談所なら、お見合い
婚活アプリなら、マッチング
仲人なら、お見合い
③交際
結婚相談所なら、連絡先の交換
婚活アプリなら、出会う日程や場所の選択
仲人なら、連絡先の交換
④真剣交際(結婚前提の交際)
結婚相談所なら、3回4回目くらいで、真剣交際へいくか、交際終了の検討にはいる
婚活アプリなら、アプリを退会するかどうかを相談する
仲人なら、結婚を前提として交際したいかどうかを仲人に伝える。
⑤プロポーズ
結婚相談所、婚活アプリ、仲人共に同じ
⑥ご両親へのご紹介・ご挨拶
⑦結婚へと話を進める
こういった形で、プロセスが進んでいきます。
今回は①②③を無事に通過し、④へと進むタイミングについて、進めるかというお話となります。
婚活で真剣交際の告白は3回目がいい理由。
婚活で①②③と無事に進めば、次は真剣交際となります。
ただ、これは今までとは違い、一つの切り替わりと考えてください。
今までは多くの人と出会い、お食事なり、プチデートなどを重ねてきましたが、ここから、お一人の方に決めて、
結婚を前提に交際をするという切り替わりなのです。
婚活における真剣交際とは
真剣交際になれば、結婚についての具体的なお話もしていくことになります。
他の方のお見合いをやめる訳です。その気持ちをまずは、固めてください。
そして、「結婚を前提に交際をしましょう」ということを二人の間で共通の認識をする必要があります。
ではその真剣交際は、おおよそ「付き合いはじめてからのどれくらいで」「何回目のデートくらいで返事をだすべきか」です。
実は、真剣交際のお話がでて、破局に至るケースなどもありますので、注意すべきポイントなどもご紹介します。
下記は、当事務所が加盟している日本全国結婚相談所連盟(IBJ)が発表した資料です
お見合い~交際~真剣交際へと進む連盟の会員の方の数値になります。
交際から真剣交際へと進む割合は、なんと9.7%
1割程度なのです。
ここは大きなポイントで、今、交際している人がなんとなく合っているのかな・・・と思いながらも交際が続いている場合、それはご縁になる可能性が大きいお相手であるという認識を持っておかれた方がよいのです。
なぜなら、この真剣交際に入れば、当事務所であれば、70%超える人たちが、その方と結婚をしているからです。
真剣交際に進むために確認すべきこと
結婚相談所を利用した婚活における「真剣交際」とは、「お見合い」から「仮交際」に進み、1カ月ほどしてお互いの気持ちが固まった場合に進む交際です。仮交際は、ちょっと気になるお相手の何人かとお付き合いしますが、真剣交際に進むと「この人」と決めて一対一で関係を深める段階に入ります。
実際に婚活をされている方の中には、なかなか進展しなく時間がかかっていることを不安に思っている方がいるかもしれません。
真剣交際へと進むカップルの中には、お見合いら3カ月ほどもかかるカップルもいます。
仮交際は、お互いに複数の人と出会ってデートするのは問題ありません。むしろ、お相手が他の方とデートを重ねている可能性があるので、どれくらい自分をアピールできるかが勝負になります。お相手を思いやる気持ちを持って、間を置かずに誠実にコミュニケーションをとっていくことが大切です。
仮交際から真剣交際に進むためには、「お相手の気持ちが自分にある」といった確信が必要です。
確認するべきことは、お互いのフィーリングが合うかどうかです。
ここでは、結婚に対する考え方などの現実的なこと理論的など、頭で考えることは置いておきましょう。
お相手と一緒の時間が心地よく感じ、「もっと会いたい」と思えるか。
ここが大事です。
そして、気持ちがきまれば担当カウンセラーに\相談して真剣交際に進みましょう。
真剣交際中に重要な生活習慣、金銭感覚などのすり合わせを
婚活が真剣交際に進むと、結婚してもいいお相手なのかを知るために、こまめにコミュニケーションをとりましょう。もちろん、お互いの愛情を深める期間でもありますが、目的は「結婚」とはっきりしているので、お互いの生活習慣や金銭感覚などの価値観を確認することが大切になります。
あまりに価値観が違うようであれば、相性を含めてお互いに考え直さなければいけませんが、全く同じ価値観の二人が出会うのは稀です。お互いの価値観が違うのはむしろは当然で、価値観が合い過ぎてしまう方が良くない場合もあります。お互いの価値観の違いを考え方の多様化として捉えて理解し合えれば、愛情が深まって豊かな結婚生活が送れるのです。
結婚したら家事分担はどうするのか、家計のやりくりはどうするのか、子どもを持つのか、持つなら何人なのか、どこに住むのか、どのような住まいを選ぶのか、双方の親とはどのように付き合うのか、同居はするのか、などの二人の結婚生活に対する考えや希望を真剣交際中にしっかり話し合いましょう。
特に、お金の問題は生活に直結するので、お互いの金銭感覚は確認しておいたほうがいいでしょう。真剣交際も回数を重ねたらお互いの収入や預金額に関しても、具体的に数字を出して話し合うのも必要です。女性は男性の年収を気にする傾向があります。女性が事前に受け取っていたプロフィール通りなのをはっきりさせるために、給与明細や預金通帳を見せたという男性もいるそうです。
真剣交際を充実したものにするために、確認しておくべき項目のリストをつくっておくといいでしょう。デートが楽しいと、つい、その時の気分に流されてしまいますが、お互いの気持ちが盛り上がってきた時期こそ、リストに上がっている気になることを聞き合って何でも言い合える関係を築くチャンスです。
仮交際から真剣交際までの期間
男性側から「メールはどのくらいの頻度ですればよいですか」と相談されることがよくあります。女性の気持ちを損ねたくない男性にとって悩みの種かもしれませんが、次のデートの約束さえ取り付けていれば、メールが週1回でも次につながる可能性は大きくアップします。女性はそれくらい「確実さ」を求めるものなのです。あとは告白のタイミングです。
お見合いの後は、食事デート、その後はドライブや散策などのデートへとつなげていくと、出会ってからだいたいの場合は2カ月くらいたちます。仮交際の期間の目安は1カ月から2カ月、長くても3カ月程度です。仮交際中にもっとお相手のことが知りたいとなれば、真剣交際に進みます。
真剣交際への告白のタイミングは3回目のデート
男性会員とよく話をするのですが、仮交際での3回目のデートの壁です。
お見合いから1〜2回のデートは比較的スムーズにいくケースが多いのですが、3回目なるときに交際終了のお断りの連絡が入る場合がよくあります。
いかに、3回目へとつなげていくかが課題の方は結構いらっしゃいます。
真剣交際に進まない理由
「なぜ真剣交際に進めないのか」と悩む男性を多くお見受けしますが、要は、女性の気持ちをつかみ切れていないのです。世の中では、「肉食女子」が増えたいわれますが、、女性から積極的にアプローチする時代になったといわれても、交際となれば、女性が「待つ」のです。「次、いつ会いましょうか?」という、お誘いの言葉は男性から早いめにおこえがしましょう。
毎回、次のデートの約束を女性から切り出させてしまうと、3回目くらいには間違いなく、「私のことに興味がないようです」と交際お断りの返事が来てしまいます。そんなことにならないためにどうするか。
まずは、マメに連絡を入れて、次に会う約束を取り付けることです。そうすることで、女性も安心して男性と交際を続けてみようと思うでしょう。
また、せっかくのデートで自分ばかり話してしまう人も、早々にお相手からお断りされてしまいます。デートはお互いをよく理解し合うための大切な機会です。自分のことを知ってほしいと思う気持ちが強すぎて、お相手の話を遮ってしまっていることに気づかないのでは、嫌われてもしかたありません。
男性でも女性でも、自分の話をちゃんと聞いてくれる人に交換を持ちます。お相手の話は聞き流さずに、しっかり目を見て適度な相槌を打つのも大切です。お相手の話が一段落したら、自分も話を聞いてもらう、という会話のキャッチボールを成立させましょう。
丁寧にデートを重ねることが大切なのです。
真剣交際で破局するケース
真剣交際で破局するケースも珍しくありません。お互いを知れば知るほど価値観の違いや結婚観の違いが浮き彫りになるので、理解し合った末にどうしても受け入れられないという結論に至って結婚を断念するカップルもあるのです。
真剣交際に進んだばかりの頃は、お互いをもっと知りたいという気持ちが強くて楽しいデートを重ねられると思います。でも、より親しくなってドライブデートで小旅行をしたり、お互いの部屋を行き来したりするようになるなど、プライベートに触れる機会にちょっとした行き違いが生じることがあります。
「ドライブデートで段取りが悪かった」「遠出したときにスケジュールが分刻みで息苦しかった」「訪ねた部屋が汚かった」「自宅で手料理を振る舞ったら、手伝いも後片付けもせずにテレビを見ていた」など、それまで、いわば繕っていた部分が出てきます。このとき、ちゃんと話し合いができるかどうかで真剣交際の成否が分かれます。
自分の常識を押し付けたり、逆に、相手の言う通りにしすぎたりすると、明るい結婚生活が見えてきません。自分が正しいと思い込まずに、また、自分の考えを引っ込めすぎずに「自分はこう思うけれど、相手はどうだろう」と思って、お相手の考えを聞いて、考え方に違いがあればお互いの妥協点を探るためによく話し合いましょう。
デート中は、男性がリードする場面が多く、また、女性もそれを望んでいるケースが多いようです。リードしているつもりが強引すぎたり、優しくしているつもりが優柔不断とみられたり、その加減は女性に確認することが大切です。
お互いの考えや感情に行き違いがあって、前向きに話し合ってもどうしてもお互いが望む関係性を築けないと判断した場合、真剣交際が破局をするのはしかたありません。
結婚相談所では、あらゆるケースを熟知しているので、婚活の真剣交際で破局をしてもそれは想定内です。ご希望があれば、またいつでもお見合いからスタートすることができます。あくまでも結婚することが目的なので、破局が心の痛手となったとしてもあまり引きずらず、新たな出会いに向かって気持ちを切り替えましょう。
まとめ
仮交際とは、数回出会い、その後交際を継続するかどうか悩んで1いる時期。
真剣交際は、婚活のゴールを目指してお付き合いをしていきましょうという交際です。
結婚相談所の婚活は、成婚までのステップが決まっています。
お見合いをしてお相手と出会い、複数のお相手から相性のいいお相手を見定める仮交際から結婚を前提とした真剣交際を経てプロポーズ、成婚、となります。お見合いから成婚までは、最長で半年程度、デートの回数にすると最低でも6~7回くらいです。
婚活の真剣交際は、お互いの関係を深める楽しい期間ではありますが、成婚に向けて具体的にすり合わせていく期間でもあります。楽しさに流されて、お互いの価値観の違いなどをスルーすることなく、真剣交際の進め方をきちんと押さえることが大切です。
お相手の価値観がどうしても受け入れられないなど、破局にはそれなりの理由があります。ただ、生まれも育ちも違う者同士で男女の違いもあるわけですから、価値観が違うのは当然のことです。
一方的に否定するばかりではいつまでも先に進めません。違いを認め合いながらお互いの妥協点を見つける努力をし、着実に歩みを進めながら幸せなゴール(結婚)を目指しましょう。
今回は、交際の中でも、よく相談がある仮交際と真剣交際についてお話をいたしました。
オンライン婚活相談やっています。
ちょっとしたことですが・・・が、恋愛にはつきものです。
ご活用くださいね。